|
|
|
|
|
|
|
・ |
腺病性苔癬(せんびょうせいたいせん) |
|
|
腺病性苔癬は、主に若い人の胴や手足に発症するもので、扁平苔癬に似た粟粒大の丘疹(頂点に小さな膿疱をもつ)が多発します。
多くは初感染者にみられるものですが、BCGの副作用として発症することもあり、自覚症状はみられません。 |
|
|
|
|
|
|
|
・ |
壊疽性丘疹状結核疹(えそせいきゅうしんじょうけっかくしん) |
|
|
壊疽性丘疹状結核疹は、若い女性の手足の前側に、暗赤色の丘疹(きゅうしん)が多数できます。
丘疹の中心部は、壊疽に陥り、痂皮(かひ → かさぶた)となって取れ、小さい潰瘍となって自然に治癒します。
病名に「壊疽」とつきますが、あまり恐れるものではなく、予後は良好です。
|
|
|
|
|
|
|
※ |
血液が流れなくると、その末梢組織が壊死し、紫色や黒色に変色した状態になります。
これが壊疽で、多くは下肢にあらわれます。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
・ |
バザン硬結性紅斑(ばざんこうけつせいこうはん) |
|
|
バザン硬結性紅斑は、結核疹の中では最も多くみられるもので、若い女性の両側の下腿に、痛みのあまりない赤いしこりができます。
しこりはやがて潰瘍となり、1〜2ヶ月の経過を経て治癒します。
自覚症状はほとんどありません。 |