電撃傷（でんげきしょう）とは？

電撃傷について解説しております。

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　皮膚と皮膚付属器の病気ナビでは、皮膚と皮膚付属器の病気ナビでは、表皮、真皮、皮下組織の三層から構成された皮膚の仕組みと働きや、皮膚付属器（毛包、脂腺、アポクリン腺、エクリン腺、爪）の仕組みと働きについてそれぞれ解説しております。また、皮膚の病気や皮膚付属器の病気についても、その概要や原因、症状、治療などを中心に、要点を整理してまとめております。

電撃傷（でんげきしょう）とは？
～皮膚の病気～

皮膚（表皮、真皮、皮下組織）、皮膚付属器（毛包、脂腺、アポクリン腺、エクリン腺、爪）

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電撃傷とは？

　電撃傷には、からだを電流が流れ感電（かんでん）して起こる組織損傷と、電気火花によって起こる熱傷（ねっしょう → やけど）があります。
この電撃傷の原因となるものには、家庭用電気製品や業務用電気設備の不適切な使用や漏電、落雷などがあります。
からだに起こる組織損傷は、電流が流れるときの熱（ジュール熱）で起こります。
電流は、抵抗の少ない筋肉、神経、血管に沿って流れるため、表面よりむしろ深い部分の組織にさまざまな障害を起こします。
皮膚には、電流が流れ込んだ部分に電流斑（黒褐色の潰瘍）という独特の皮膚症状があらわれます。
高圧の場合はショックを起こし、電流が心臓に流れれば心停止を起こします。



	※	感電とは、電気製品の不適切な使用や漏電、落雷などによってからだに電流が流れ傷害を受けることです。


	※	感電がからだに与える影響には、一時的な痛みやしびれなどの症状があらわれる程度のものから、重度になると生命に危険がおよぶこともあります。


	※	からだが水に濡れているときは電流が流れやすいため、感電しないよう十分に注意する必要があります。


	※	感電事故としては、配電盤工事による労災事故が圧倒的に多くみられるようですが、凧や釣り竿が送電線に接触して起こるケースや、赤ちゃんがテーブルタップをなめて起こるケースなども少なからず起こりえます。


	※	ジュール熱とは、電気が導体を流れたときに発生する熱のこと。

【治　療】
電撃傷では、ジュール熱により深部にまで傷害がおよぶことがあるので、一見、浅いやけどだと思われても、のちに重症になることがあります。
また、受傷後数日してから傷害があらわれるということもあります。
そのため、少しでも症状があるときは、軽症だと判断しないで、速やかに病院を受診することが大切です。
場合によっては、人工呼吸、ショック治療が必要になります。
また、深部の血管、神経、筋肉、腱が傷ついていることが多いので、整形外科的治療が必要になることもあります。

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※	１	いろいろな脱毛症には、粃糠性脱毛症、乳児の脱毛症、新生児の脱毛症、休止期脱毛状態、薬物による脱毛症、外傷性脱毛症、先天性脱毛症があります。

※	２	爪の異常／病気には、爪甲剥離症、時計ガラス爪、匙形爪甲、爪囲炎、陥入爪があります。

【補足ページ】

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