しゃっくりとは?
しゃっくりについて、その概要・原因・症状などを記載しています。
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この「呼吸器の病気ナビ」では、呼吸器の病気についての概要・原因・症状などを、できるだけわかりやすく記載しています。 呼吸器の病気にはどんなものがあるのか、また、その原因や症状はどのようなものなのか、初診に適した科はどこかなど、少しでも早く情報をつかんでいただき、みなさまご自身の健康管理・健康維持に、この「呼吸器の病気ナビ」をお役立て頂ければ幸いと存じます。 なお、呼吸器の病気としては、かぜ邪症候群、気管支炎、肺炎、肺化膿症、過敏性肺炎、気管支拡張症などを中心に掲載しております。
しゃっくり(しゃっくり)とは?・・・
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しゃっくりとは?
【しゃっくり】
しゃっくりとは、呼吸筋(特に横隔膜)が、一定間隔をおいて痙攣する現象(間代性痙攣)をいいます。
しゃっくりが起こると、横隔膜が急な痙攣で縮んだ状態になるため、瞬間的に呼気が起こり、呼気が声帯を通過するときに、声帯が痙攣して「ひくっ」という特有の音が発生します。
この「しゃっくり」は、長時間続く場合もありますが、ふつうは、一時的なもので終ります。
しゃっくりの多くは、刺激物や熱い物を飲みこんだり、食物が喉につまったとき、激しく笑ったり、咳をしたり、香辛料やアルコール飲料の過剰摂取などによって起こります。
しゃっくりが起こった場合は、ふつう、冷たい水を飲むとか、長く息をとめるなどするとおさまります。
しかし、持続性のものもあって、その多くは、ほかの病気が原因となっていることがあります。
脳腫瘍、脳炎、アルコール中毒、尿毒症、などのほかに、頚部(頸部)疾患、胸郭内疾患、腹部臓器の疾患、心臓・血管系の病気などが挙げられます。
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間代性痙攣とは、筋肉が収縮と弛緩とを規則的に交互に反復する現象。
※
しゃっくりをとめるための一般的に知られている方法は?
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腹式深呼吸を何回か行う。
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長く息をとめる。
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くしゃみをする。
+
鼻をつまんで唾を飲み込む。
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冷たい水を飲む。
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ぬるめの湯を飲む。
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うがいをする。
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頭を逆さにして水を飲む。
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舌を引っ張る。
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腹に湿布をはてる。
+
急に驚かしてもらう。
+
くすぐってもらう。
など、ほかにもたくさん方法がありますが、ただ多くの場合、何もしなくても自然にとまります。
【症 状】
ふつう、4〜5回の呼吸に1回くらいの間隔で、「ひくっ」という音とともにしゃっくりが起こりますが、1時間以上続く場合もあります。
長く続くときは、不安感、食欲不振などがあらわれることがあります。
【初診に適した科】
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