肺気腫とは?
肺気腫について、その概要・原因・症状などを記載しています。
呼吸器の病気ナビ TOP
> 肺気腫
この「呼吸器の病気ナビ」では、呼吸器の病気についての概要・原因・症状などを、できるだけわかりやすく記載しています。 呼吸器の病気にはどんなものがあるのか、また、その原因や症状はどのようなものなのか、初診に適した科はどこかなど、少しでも早く情報をつかんでいただき、みなさまご自身の健康管理・健康維持に、この「呼吸器の病気ナビ」をお役立て頂ければ幸いと存じます。 なお、呼吸器の病気としては、かぜ邪症候群、気管支炎、肺炎、肺化膿症、過敏性肺炎、気管支拡張症などを中心に掲載しております。
肺気腫(はいきしゅ)とは?・・・
「呼吸器の病気ナビ」
*****
スポンサードリンク
肺気腫とは?
【肺気腫】
肺気腫とは、肺胞の壁が長い年月をかけて徐々に壊れていく病気で、慢性気管支炎とともに、慢性閉塞性肺疾患を代表する病気です。
肺胞が破壊されると、風船のように大きな穴が肺のいたるところにでき、その結果、肺の弾性が弱まってスムーズな呼吸ができなくなります。
この肺気腫は、50歳以上の男性がかかりやすい病気で、特に長期間の喫煙者は、危険度が高くなります。
ただ、若い人にみられることもあります。(若年性肺気腫)
肺気腫には、慢性気管支炎、自然気胸、睡眠時無呼吸症候群、消化性潰瘍などの合併症が多くみられます。
※
人は呼吸をすることで、身体が必要とする酸素を肺に取り込み、その酸素が使われた結果できた炭酸ガスを肺から外に吐き出していますが、これは、からだにとってとても大切な働きで、この酸素と炭酸ガスのガス交換をしてるのが肺を構成する肺胞とその周りを取り巻く毛細血管です。
【原 因】
肺気腫の原因としては、喫煙・高齢・男性・呼吸器感染症などの因子が集まって起こるのではないかと考えられています。
また、大気汚染、何らかの有害物質の吸入などが関係している可能性もあります。
ただ、肺気腫患者のほとんどは喫煙者です。
※
肺気腫は遺伝する病気ではありませんが、きわめて稀に、α1アンチプロテアーゼ欠損症と呼ばれる遺伝病のために若年性肺気腫になる人がいます。
【症 状】
肺気腫の自覚症状でもっとも多いのは息切れです。
軽い運動などでの息切れから、病気の進行とともに、息切れが徐々に悪くなり、ひどくなると、日常のちょっとした体の動きですらつらくなってきます。
ただ、気管支喘息などの病気を合併しないかぎり、発作的な息切れはありません。
息切れのほかには、病状が悪化したときにあらわれることがあるビール樽胸郭(肺が膨張して胸部が張り出す症状)が挙げられます。
なお、咳や痰などの症状は、一般的に合併症がない限りあまりみられません。
【初診に適した科】
内科/呼吸器科/老人内科
呼吸器の仕組みと働きについて・・・
呼吸器の仕組み
呼吸器の働き
呼吸器の病気 (索 引)
かぜ症候群
普通感冒
インフルエンザ
急性気管支炎
慢性気管支炎
肺 炎
ウイルス性肺炎
細菌性肺炎
マイコプラズマ肺炎
クラミジア肺炎
嚥下性肺炎
肺化膿症
間質性肺炎
薬剤性肺臓炎
過敏性肺炎
塵 肺
肺線維症
肺結核
非結核性抗酸菌症
肺真菌症
気管支拡張症
肺気腫
嚢胞性肺疾患
低換気症候群
過換気症候群
無気肺
呼吸不全
肺血栓塞栓症
肺高血圧症
肺水腫
気 胸
胸膜炎
縦隔炎
縦隔気腫
縦隔腫瘍
しゃっくり
呼吸器の病気のうち、気になるものピックアップ!
睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠時無呼吸症候群の
原 因
睡眠時無呼吸症候群の
症 状
睡眠時無呼吸症候群の
診断・検査
睡眠時無呼吸症候群の
治 療
***
スポンサードリンク
【ご注意】
このサイトをご利用頂くにあたって、下記をよくお読みになり、ご了承いただいた上でお役立て下さい。
@
当サイトに掲載されている情報は、できうる限り正確なものを提供できるよう細心の注意を払っておりますが、それを保証するものではありません。
A
万一、当サイトに記載された情報の誤報、誤植、欠落などに起因して発生したいかなるトラブルも、当方はその責任を一切負いません。
B
心身に不調をおぼえる方は、すみやかに医療機関での診療をお受けになることをお勧めします。
C
当サイトの情報を利用した結果生じる損害、不都合、不利益については、当方はその責任を一切負いません。
[PR]
ジーンズ色いろ
食品の豆知識
栄養管理&食品
病気とからだナビ
暮し生活のアイディア
病気と症状いろいろナビ
病気と症状ひと口メモ
妊娠@ガイドブック
運動器の病気ナビ
皮膚と皮膚付属器の病気ナビ
※
当サイト、当サイト名、および当サイトの内容・画像等を、あたかも自分のサイトであるかのように利用・使用するのはおやめ下さい。もちろん、内容・画像等の複製(コピーなど)もご遠慮願います。当サイトのご利用には、人間としてのモラルをもってお願い致します。このサイト「呼吸器の病気ナビ」の全ページの著作権は、すべてこのサイトの管理者にあります。
Copyright (C)
呼吸器の病気ナビ
All Rights Reserved