インフルエンザとは?

インフルエンザについて、その概要・原因・症状などを記載しています。

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 この「呼吸器の病気ナビ」では、呼吸器の病気についての概要・原因・症状などを、できるだけわかりやすく記載しています。 呼吸器の病気にはどんなものがあるのか、また、その原因や症状はどのようなものなのか、初診に適した科はどこかなど、少しでも早く情報をつかんでいただき、みなさまご自身の健康管理・健康維持に、この「呼吸器の病気ナビ」をお役立て頂ければ幸いと存じます。 なお、呼吸器の病気としては、かぜ邪症候群、気管支炎、肺炎、肺化膿症、過敏性肺炎、気管支拡張症などを中心に掲載しております。


インフルエンザ(いんふるえんざ)とは?・・・
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インフルエンザとは?

【インフルエンザ】
インフルエンザとは、多くのかぜウイルスのなかのインフルエンザウイルスによって引き起こされる急性感染症の一種で、流行性感冒(りゅうこうせいかんぼう)ともよばれているものです。
一日、二日の潜伏期間後、急に39度前後の高熱が出ます。
また、頭痛や筋肉痛、関節痛などの全身症状もあらわれます。
少し遅れて、喉の痛みや声枯れ、咳などの呼吸器症状も出てきます。
さらに、合併症や二次感染をともなうこともあります。
二次感染のなかでも重い肺炎になると、生命にかかわってくることもあるので、日ごろからの注意が必要です。
小児や高齢者、妊産婦、慢性の呼吸器疾患、心臓病、糖尿病をもった人などは、特に気をつけなければなりません。
インフルエンザウイルスには、A、B、Cの三つの型があり、このうちA型とB型が、人のインフルエンザの原因となります。
つまり、流行するのがA型とB型ということです。
C型も、小児期に感染し呼吸器感染症の原因になるタイプではありますが、毎年世界的な大流行を起こすものとは、その症状や原因ウイルスの性状の点で少し異なります。
このインフルエンザウイルスは、寒さや乾燥を好むことから、もし、秋の早い時期から小さな流行があれば、その冬は、大流行するといわれています。
ところで、インフルエンザ(Influenza)の呼び名についてですが、これは、もともと16世紀のイタリアで付けられたもので、その後、18世紀にイギリスで流行した際に、英語で表記されたことから、世界的に使用されるようになったといわれています。

【原 因】
インフルエンザは、インフルエンザウイルスが原因で起こるわけですが、ときおり、新型のウイルスが世界的な規模で流行することもあります。
肺炎などの二次感染が起こる原因は、まず、インフルエンザウイルスで呼吸器粘膜が侵され、からだの抵抗力が落ちているところへ、肺炎球菌やブドウ球菌などが、その呼吸器粘膜に進入して発病すると考えられています。
インフルエンザの流行は、特に学童に多くみられますが、これは、気道がまだ未熟であること、また、ウイルスに感染した経験がないことから体の中にまだ抗体ができていないため、あるいは、学校では集団行動をするため、などが原因として挙げられます。
なお、インフルエンザウイルスの感染経路は、咳やくしゃみなどによる飛沫感染が主といわれています。

【症 状】
インフルエンザの症状は、普通感冒(鼻かぜ)とは異なり、急速に悪寒(寒け)や発熱(39度前後の高熱)、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などがあらわれます。
喉の痛み、鼻水、鼻づまり、咳、痰、声がれなどといった症状もみられます。
また、腹痛、嘔吐、下痢といった胃腸症状をともなうこともあります。
合併症(肺炎、インフルエンザ脳症)を起こさなければ10日間ほどでよくなります。
しかし、肺炎を合併した場合は、肺炎の種類によっても違いますが、一般的には、高熱、咳、痰などがあらわれます。
また、食欲不振や全身の倦怠感などもみられます。

【予防対策】
インフルエンザに対する予防策は、次のようになります。
偏らない十分な栄養や睡眠休息を十分にとって、免疫力の低下をふせぎましょう。
インフルエンザウイルスが体内に侵入しないように、手袋やマスクの着用、帰宅後すぐに石鹸による手洗いの励行、うがいなどを心がけましょう。
感染の可能性が考えられる場所に長時間いることは避けましょう。
部屋の換気をこまめに行い、湿度は50〜60%を保つようにしましょう。
感染者が使用した鼻紙やマスクは水分を含ませ、密封して、小まめに廃棄や洗濯をしましょう。
また、感染者と同じタオルを使用しないことです。
さらに、感染者の触れた物をエチルアルコールや漂白剤などで消毒すること。

【初診に適した科】
 内科/呼吸器科/小児科



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