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赤血球 |
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血球の大部分は赤血球です。
血液の赤い色素は赤血球に含まれるヘモグロビンで、このヘモグロビンは、肺から受け取った酸素を、全身の組織へ運び、組織からは二酸化炭素をもらい受け、肺(肺胞)へ送り届けるという働きをします。 |
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白血球 |
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好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球などの種類があります。
このうち好中球、単球は、細菌などの病原菌や異物を、自分のからだに、取り入れ、消化酵素で溶かします。
好酸球は、大量の酸素を含んでいて、細菌などの毒性を酸化します。
好塩基球は、血液凝固を防ぐ作用があるといわれています。
リンパ球は、骨髄やリンパ組織、脾臓でつくられます。
Tリンパ球とBリンパ球とに分けられ、いずれも免疫反応に直接働きかけます。
つまり、身体を守る重要な働きをします。 |
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血小板 |
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血漿中の血液凝固分子とともに、血液を固めて出血を止める働きをします。 |
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血 漿 |
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正常な血液では、その容積の約60%が血漿で、そのうちの約90%が水分、残りの大半はタンパク質です。
そのタンパク質は、アルブミン、グロブリン、フィブリノーゲンなどの凝固因子に分けられます。
この凝固因子は、血小板とともに、血液を固めて出血を止める働きをします。 |