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恥丘(陰阜) |
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外陰部の前上方にある皮膚の膨らみのある部分で、思春期になると陰毛が生えてきます。 |
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大陰唇 |
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外陰部を左右から取り囲んでいる皮膚の隆起した部分。
脂肪組織が含まれ、尿道や膣を保護しています。
思春期になると大陰唇の外側は陰毛が生えてきます。 |
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小陰唇 |
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大陰唇の内側にある左右一対の無毛のひだ。
陰毛や汗腺はほとんどありませんが、皮脂線や血管が分布しています。 |
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陰 核 |
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小陰唇の前端にある円柱状の小さな突起。
男性の陰茎に相当します。
皮下には神経線維の端が密集していて、敏感な部分になります。 |
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膣前庭部 |
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左右の小陰唇に包まれた部分。
外入道口や膣口があります。 |
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外尿道口 |
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尿の出口。 |
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膣 口 |
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膣の開口部。処女膜によって部分的に覆われています。 |
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大前庭部/小前庭部 |
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膣口付近にある粘液を分泌する腺。 |
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処女膜 |
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膣口の内側の周囲にあるひだ状の膜。
ふつう最初の性交で裂けますが、激しい運動やタンポンの使用でも裂けることがあります。 |
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会 陰 |
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小陰唇の下端から肛門の間の部分。 |
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卵 巣 |
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子宮の両側(左右)にある小指ぐらいの大きさの一対の器官。
多数の卵細胞がつまっていて、順次、成熟して卵子となり、ふつう28日の周期で排卵されます。
排卵後、卵細胞をつつんでいた卵胞(らんぽう)には黄体ができます。
この黄体は、プロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)というホルモンをつくりますが、妊娠しない場合は、二週間ほどでその働きがなくなります。 |
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卵 管 |
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排卵により卵巣から遊離した卵子を子宮に送る長さが10cmほどの一対の管です。
子宮(子宮底)の両端から伸びていて、先端部は卵管采(らんかいさい)と呼ばれ卵巣に接しています。 |
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子 宮 |
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内部は空洞になっていて、妊娠すると、ここで胎児は成長します。
排卵があると、子宮内膜の粘膜は厚く軟らかい状態になりますが、受精卵が着床しなけらば、これが剥がれ落ち排泄されます。
これが月経です。 |
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膣 |
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子宮口から膣口の間の管です。胎児の産道として使われたり、月経血や分泌物の排泄管として使われたりします。
健康な人の膣内では、常在菌であるデーデルライン桿菌(乳酸菌の一種)が強い酸(乳酸)をつくり出すため、外から侵入してくる病原菌の繁殖が防がれています。
(膣の自浄作用)。 |