肝臓

肝臓

病気とからだナビ
病気とからだナビ トップページ > からだの仕組みと働き > 肝臓
 病気にかかってはじめて、「あー、あの時に気をつけていればよかった!」なんてことを、事あるごとに思ったりしますが、そんなことにならないようにするためには、からだの仕組みや働きなどの知識を豊かにして、病気の成り立ちをよく理解することがまず肝要なことではないでしょうか。この「病気とからだナビ」では、からだのことを少しでも知っておくと同時に、病気にはどんなものがあるのか、その症状はどのようなものなのかを知識として利用できるように整理しています。病気にならないようにすることが一番、そして仮に病気にかかったとしても、すばやい対応ができるように、日ごろから病気とからだについて、頭の中で整理しておくことが重要だろうと思います。


肝臓(かんぞう)


*****
スポンサードリンク


肝臓とは

 肝臓の体積の約80%は肝細胞で、ほかに内皮細胞やクッパー細胞といわれる肝臓独特の細胞が分布しています。
肝臓の働きはこれらの細胞が担っています。
また肝臓には、血管(門脈、肝動脈、肝静脈)、胆管、神経がほかの臓器とつながっていて、栄養素や薬物、不要物などをやり取りしています。
門 脈
小腸から吸収された栄養分を肝臓に運ぶ血管です。
但し、脂肪は分解された後、その大部分はこの門脈を通らずに、小腸の粘膜の下にあるリンパ管から静脈そして心臓を経て肝臓に運ばれます。
肝動脈
心臓から酸素や栄養分を肝臓に運ぶ血管です。
肝静脈
身体が利用しやすいように、肝臓で処理された栄養素を、心臓に送り込む血管です。
胆 管
肝細胞でつくられた胆汁を十二指腸に運ぶ管で、途中に胆汁を一時蓄える胆嚢がついています。
神 経
肝臓に出入りする自立神経は、胆汁の分泌をはじめ、血管の拡張や収縮などに関与しています。

肝臓の重さは、男性で約1.5kg、女性で約1.3kgです。
ちなみに脳は約1.2kgです。
栄養素(五大栄養素)には、タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルがあります。
タンパク質
主に筋肉や血液、ホルモン、酵素などの原料になったり、エネルギー源になったりします。
脂質、糖質
主にエネルギー源となります。
ビタミン
身体の調子を整える働きがあります。
ミネラル
体液のバランスを整えたり、骨を丈夫にしたりします。
栄養素については、次のページをご覧下さい。
  栄養素 (栄養管理&食品)
食べ物は、口から腸に送られる間に、炭水化物はブドウ糖や果糖などに、タンパク質はアミノ酸に、脂肪は脂肪酸とグリセリンに分解され、そして、その多くは小腸で吸収されます。
胆汁に含まれる胆汁酸は、脂肪やビタミンなどを腸で吸収されやすいようにする処理や、肝臓で処理された不要物を排泄する役目を担っています。




  


からだの仕組みと働き


【索 引】

しんけい
神 経
ほるもん
ホルモン
こうじょうせん
甲状腺

みみ
はな
くち

の ど
咽 喉
しんぞう
心 臓
けつあつ
血 圧
けつえき
血 液
けっかん
血 管
リンパかん
リンパ管
こきゅうき
呼吸器
しょうかかん
消化管
しょくどう
食 道

じゅうにしちょう
十二指腸
しょうちょう
小 腸
だいちょう
大 腸
かんぞう
肝 臓
じんぞう
腎 臓
たんのう
胆 嚢
すいぞう
膵 臓
ひにょうき
泌尿器
だんせいのせいしょくき
男性の生殖器
じょせいのせいしょくき
女性の生殖器
にゅうぼう
乳 房
ほね
かんせつ
関 節
きんにく
筋 肉
ひ ふ
皮 膚
ひふのふぞくき
皮膚の付属器
からだのきかん
からだの器官


メニュー

からだの仕組みと働き 頭部の病気 胸部の病気
腹部の病気 全身の病気 女性の病気

***
スポンサードリンク




【索引のページ】
【索引のページ】では、「病気とからだナビ」でアップしております「からだ」のこと、また「病気」について記述しています。


*******
スポンサードリンク


【ご注意】
 このサイトをご利用頂くにあたって、下記をよくお読みになり、ご了承いただいた上でお役立て下さい。
@ 当サイトに掲載されている情報は、できうる限り正確なものを提供できるよう細心の注意を払っておりますが、それを保証するものではありません。
A 万一、当サイトに記載された情報の誤報、誤植、欠落などに起因して発生したいかなるトラブルも、当方はその責任を一切負いません。
B 心身に不調をおぼえる方は、すみやかに医療機関での診療をお受けになることをお勧めします。
C 当サイトの情報を利用した結果生じる損害、不都合、不利益については、当方はその責任を一切負いません。
[PR]
ジーンズ色いろ 食品の豆知識 栄養管理&食品 暮し生活のアイディア
病気と症状いろいろナビ 病気と症状ひと口メモ 呼吸器の病気ナビ 妊娠@ガイドブック
運動器の病気ナビ 皮膚と皮膚付属器の病気ナビ
当サイト、当サイト名、および当サイトの内容・画像等を、あたかも自分のサイトであるかのように利用・使用するのはおやめ下さい。もちろん、内容・画像等の複製(コピーなど)もご遠慮願います。当サイトのご利用には、人間としてのモラルをもってお願い致します。このサイト「運動器の病気ナビ」の全ページの著作権は、すべてこのサイトの管理者にあります。
Copyright (C) 病気とからだナビ All Rights Reserved