筋肉（骨格筋）の仕組みと働きについて・・・

このページでは、筋肉（骨格筋）の仕組みと働きについて解説しております。

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（きんにく（こっかくきん）のしくみとはたらき）

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筋肉（骨格筋）の仕組みと働きについて

筋肉（骨格筋）は、収縮することにより、力を発生させることができます。

つまり、筋肉の収縮力があって、はじめてからだを動かすことができるというわけです。

この筋肉は、たんぱく質の細い線維の束でできていて、神経からの命令で、伸びたり縮んだりしています。

このようなからだを動かす筋肉を、骨格に沿って分布していることから、骨格筋とよびます。

	※	筋肉には、骨格筋のほかに、骨格に直接付属せず、からだの姿勢制御に直接かかわっていない心筋（心臓の筋肉（不随意筋））や、平滑筋（食道の一部を除く消化管／血管など（不随意筋））のほか、舌・咽頭などの随意筋（横紋筋）や横隔膜・食道の一部などの不随意筋（横紋筋））があります。


	※	骨格筋は、横じまがあるので、横紋筋ともよばれます。


	※	意識して動かすことができる筋肉を随意筋（骨格筋）、そうでない筋肉を不随意筋（心筋、平滑筋）といいます。

筋肉（骨格筋）は、関節をまたいで２つの骨に腱で固定されています。

関節が動ぐときには、関節を曲げようとする筋肉（屈筋）と伸ばそうとする筋肉（伸筋）が働きます。

※

例えば、肘を曲げるときでは、力こぶをつくる筋肉（上腕二頭筋）が収縮し、上腕三頭筋が伸びます。
逆に肘を伸ばすときは、上腕三頭筋が収縮して、上腕二頭筋が伸びます。

筋肉（骨格筋）を鍛えると、筋肉を構成する筋線維の一本一本が太くなるので、力が強くなります。

逆に筋肉を使わなければ、筋線維の一本一本が細くなり、力も衰えてきます。

※

筋線維の数は、筋肉を鍛えたからといって、増えるわけではありません。

※

筋肉（骨格筋）は、中央部の筋腹とよばれる部位と、骨に接続する部位（腱）に分けられます。

腱は筋肉の端の部分で、大変丈夫な紐状の筋になっています。
骨と骨格筋をつなぐのは、この腱です。

（胃）

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