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心臓神経症では、器質的・機能的心臓病と同じような症状のほかに、不安症としての症状もしばしばみられます。 |
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肉眼的にあるいは顕微鏡でみて、心臓になんらかの変化があると考えられる場合を、器質的な心臓病といいます。
心筋梗塞、心臓弁膜症、先天性心疾患などが該当します。 |
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器質的な病変はわからないが、心臓の機能に異常があるものを機能的心臓病といいます。
貧血や甲状腺機能亢進症などによって、心臓の働きが障害されて症状がでる場合をいいます。 |
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問診、聴診、そのほかの理学的検査、各種の臨床検査、心電図、胸部X線、心エコー図、心音図、心臓血管造影、運動負荷試験、ホルター心電図、心臓核医学検査などさまざまな検査を行い、その結果、器質的・機能的心臓病が否定されたときに、はじめて心臓神経症と診断されます。 |