房室ブロック
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房室ブロック
病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。
房室ブロック (ぼうしつぶろっく)
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房室ブロック
初診に適した科【内科/循環器科】
【症 状】
多くは無症状(第T度房室ブロック)、心拍数の減少、動悸、息切れ、疲労、一時的な心停止、意識障害
【房室ブロックとは】
房室ブロックとは、心臓の刺激伝導経路において、心房から心室に刺激が伝わらない、あるいは刺激伝導が遅延するために起こるもので、リウマチやウイルスなどによる心筋炎、心筋梗塞、特発性心筋症などでみられますが、ほかの心臓病がみつからない、いわゆる特発的な場合もあります。
症状としては、次のように軽症から重症へ大きく3つに分けられます。
@
第T度房室ブロック
症状がほとんどなく、心電図をとってはじめてわかります。
A
第U度房室ブロック
脈がときどきぬけ、動悸が起こります。
ときに、数秒以上、心臓が止まることがあります。
B
第V度房室ブロック
心拍数の減少で、息切れや疲労が起こりやすくなります。
また、心停止も起こりやすくなります。
さらに、アダムス・ストークス発作が発生しやすくなります。
※
特発とは、原因不明で発病すること。
※
アダムス・ストークス発作とは、不整脈が原因で脳への血液量が減少し、脳貧血によって意識障害を起こすというもの。
※
心臓は、右心房の筋肉の一部である洞結節から刺激が発生し、収縮と拡張を繰り返しています。
洞結節からの刺激は、心房、房室結節、ヒス束、心室中隔を走る左右の脚、左右の心室の順で伝わります。
なお、刺激が心房に伝わったら心房が、心室に伝わったら心室が収縮します。
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【索 引】
あだむす・すとーくすしょうこうぐん
アダムス・ストークス症候群
かんじょうどうみゃくこうかしょう
冠状動脈硬化症
かんせんせいしんないまくえん
感染性心内膜炎
きがいしゅうしゅく
期外収縮
きゅうせいしんまくえん
急性心膜炎
きょうしんしょう
狭心症
こうけつあつによるしんぞうびょう
高血圧による心臓病
しんきんえん
心筋炎
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心筋疾患
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しんぞうしんけいしょう
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しんぞうべんまくしょう
心臓弁膜症
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