|
※ |
冠動脈とは、心筋に酸素を供給する動脈。
心臓を取り囲むようにして冠状に走っています。 |
|
※ |
心筋梗塞の半数は、まったく突然に起こりますが、狭心症から発展する場合もあります。
この場合の兆候としては、「急に狭心症の回数が増えてきた」、「以前よりも簡単な動作で狭心症が起こるようになった」、「労作狭心症から安静狭心症に変わった」、「ニトログリセリンが効かなくなった」などが診とめられます。 |
|
※ |
心筋梗塞が起こる原因はまだ明らかではありませんが、冠動脈の動脈硬化、冠動脈の収縮が考えられています。 |
|
※ |
胸痛の持続時間は、狭心症では長くても15分以内ですが、この心筋梗塞では短くても10分以上、多くの場合は1〜2時間です。
ひどい場合は翌日まで続くこともあります。 |
|
※ |
心筋梗塞以外で強い胸痛があらわれる病気には、解離性大動脈瘤、急性心膜炎、心臓神経症などが挙げられます。
また、みぞおち付近が痛む病気には、胃痙攣、胆石、胃潰瘍などがあります。 |