とびひ(膿痂疹)
とびひ(膿痂疹)について
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とびひ(膿痂疹)
病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。
とびひ(膿痂疹) (とびひ(のうかしん))
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とびひ(膿痂疹)
初診に適した科【皮膚科】
【症 状】
水ぶくれ、びらん、かさぶた
【とびひ(膿痂疹)とは】
とびひとは、主にブドウ球菌や連鎖球菌などの細菌(化膿菌)により、表皮内に限って感染が起こる皮膚病で、多くは子どもが発病します。
これは、非常に伝染が早く、とびひの膿がつくと、そこから身体中に次々とひろがっていきます。
また、まわりの人にも感染します。
このとびひには、水ぶくれをつくる白色ブドウ球菌性膿痂疹と、厚い黄色のかさぶたをつくる連鎖球菌性膿痂疹とがあります。
これらは、汗をかいたあとや、強い直射日光を受けたあと、また糖尿病や栄養失調などがあるとかかりやすくなります。
症状としては、次のようなことが起こります。
@
白色ブドウ球菌性膿痂疹
薄い膜に包まれた水ぶくれができます。ほとんどかゆみはありません。
大部分は破れてびらん(ただれ)面があらわれ、その後、かさぶたになります。
A
連鎖球菌性膿痂疹
厚い黄色のかさぶたができ、まわりにもひろがっていきます。
まわりの皮膚は赤くなります。
※
とびひは、膿痂疹(のうかしん)のことです。
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