多形滲出性紅斑
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多形滲出性紅斑
病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。
多形滲出性紅斑 (たけいしんしゅつせいこうはん)
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多形滲出性紅斑
初診に適した科【皮膚科】
【症 状】
手・足・肘・膝・陰部の粘膜に紅斑、水疱、発熱、全身の倦怠感、関節痛
【多形滲出性紅斑とは】
多形滲出性紅斑では、手や足、肘、膝などに発疹が群がってできます。
1つの発疹の大きさは1〜2cm程度までで、赤く皮膚の表面より盛り上がります。
2〜3週間で治りますが、再発することもよくあります。
特に若い女性に多く、また季節の変わり目によくみられます。
症状としては、次のようなことが起こります。
・
突発的に、手や足、肘、膝などに赤い発疹ができます。
軽いかゆみや痛みをともなうことがあります。
・
なかには、中央に水疱をつくることもあり、また、広範囲にわたってあらわれることもあります。
・
口の中や、陰部の粘膜にも発疹ができることがあります。
・
発熱、全身の倦怠感、関節痛などをともなうことがあります。
・
全身に水疱ができ、生命に危険をおよぼすこともあります。
※
紅斑とは、毛細血管拡張による皮膚の発赤。
つまり、皮膚面より盛り上がっていない、あるいはやや平らに盛り上がった赤い色をした皮膚の変化。
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