あせも(汗疹)
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あせも(汗疹)
病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。
あせも(汗疹) (あせも(かんしん))
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あせも(汗疹)
初診に適した科【皮膚科】
【症 状】
水ぶくれ、赤いブツブツ、かゆみ、膿、全身の倦怠感、悪心、めまい、動悸
【あせも(汗疹)とは】
あせもとは、汗の管(汗腺)が詰まり、皮膚の中に汗が溜まって起こる病気です。
高温多湿や発熱があったときなどで、発汗が多くなると起こりやすくなりますが、特に、体表面のわりに発汗が盛んな子どもに多くみられます。
このあせもは、身体の中でも、わきの下、首、胸、股のような、汗が発散しにくいところによくできます。
汗が溜まる部位によって、次のような症状があらわれます。
@
皮膚の外側の角質層
顔など皮膚の露出部にできる水晶性汗疹。
透明で小さな水ぶくれがあらわれます。
かゆみはありません。
A
角質層の真下の層
服で擦れたところにできる紅色汗疹。
赤いブツブツ、チクチクするようなかゆみがあらわれます。
膿が出ることもあります。
B
表皮の下層や真皮
紅色汗疹がひどくなった深在性汗疹。
青白い色で、鳥肌のようになります。
また、全身の倦怠感や悪心、めまい、動悸などの全身症状があらわれます。
なお、紅色汗疹から深在性汗疹に移行するときは、尿量が多くなります。
※
あせもは、汗疹(かんしん)のことです。
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