梅毒

梅毒について

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。


梅毒 (ばいどく)


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梅 毒

初診に適した科【皮膚科】
【症 状】
外陰部にしこり、リンパ節の腫れ、発熱、頭痛、関節痛、倦怠感、発疹、声がれ、目のかすみ、脱毛、潰瘍、神経痛、麻痺性認知、歩行困難

【梅毒とは】
梅毒とは、病原体トレポネーマ・パリダムの感染によって起こる代表的な性病で、先天梅毒と後天梅毒に分けられます。
但し、現在は、先天梅毒は極めて稀で、大半が後天梅毒、つまり、性的交渉による感染です。
正しく治療が行われれば、予後は極めて良好です。
症状の進み具合により、第1期、第2期、第3期、第4期に分けることができます。
@ 第1期(感染して約3ヶ月間)
感染してしばらくすると、性行為の形態によっても違いますが、一般には外陰部に赤いしこりができます。
そして、その近くのリンパ節が硬く腫れてきます。
その後、病変は徐々に消失し第2期に入ります。
A 第2期
発熱、頭痛、関節痛、倦怠感、そして、口の中をはじめ、全身(顔面、胸背部、腹部、手足)の皮膚にピンク色の大小さまざまな発疹があらわれます。
また、全身のリンパ節も腫れてきます。
声がれ、目のかすみ、あるいは、頭の毛が抜けたりすることもあります。
その後、約3年の間にわたって出没が繰り返されます。
B 第3期
大型の発疹が局所的にあらわれます。
そして、銅紅色の硬い潰瘍ができ、深層にまでおよびます。
C 第4期
中枢神経がおかされ、神経痛、麻痺性認知、歩行困難などが起こります。
やがて、心臓や血管にもおよび、重大な病気を引き起こすことになります。

トレポネーマ・パリダム(Treponema pallidum)は、スピロヘータという、らせん形をした細菌。


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