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帯状疱疹は、まず水痘/帯状疱疹ウイルスの初感染で、知覚神経節に、そのウイルスがひそみ、それがなんらかの原因(免疫能力の低下や、疲労、ストレス、手術/放射線照射などのダメージなど)で増殖(再活性化)して、発病するという病気です。 |
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水痘とは、ヘルペスウイルス科の水痘/帯状疱疹ウイルスの初感染によるもので、感染経路は、主に空気感染、飛沫感染です。
症状としては、盛り上がった紅い発疹(丘疹)があらわれます(3日目ごろがピーク)。
その発疹(丘疹)は、やがて、水疱(水ぶくれ)、膿疱(水ぶくれに膿がたまった状態)になり、そして、痂皮(かさぶた)となって治癒します。 |
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水痘の治癒後も、神経節などに水痘・/帯状疱疹ウイルスが潜伏していますが、免疫低下や疲労、ストレスなどの誘因で、そのウイルスが再活性化して、帯状疱疹を発症します。 |
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帯状疱疹は、神経痛をともなうのが特徴で、治癒後(数ヶ月)も、特に高齢者はその痛みが残ることがあります。 |
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帯状疱疹は、ほかの人から感染するというものいではありません。 |
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散布疹が水痘のように全身にあらわれる汎発性帯状疱疹は、ウイルスが皮膚から血中に入り、水痘と同様にウイルス血症を起こして生じるもので、高齢者や基礎疾患のある人に多くみられます。 |