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細菌性肺炎には、抗生物質が有効です。 |
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細菌を分類する基準(方法)の一つに、グラム染色(細菌類を色素によって染色)という方法があります。染色によって紫色に染まるものをグラム陽性、淡紅色に染まるものをグラム陰性といいます。 |
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グラム染色によって、細菌を分類すると次のようになります。
(ごく一部)
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グラム陽性 |
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球菌(ブドウ球菌など)、桿菌(炭疽菌、枯草菌、破傷風菌、ジフテリア菌、結核菌、ボツリヌス菌など) |
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グラム陰性 |
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球菌(淋菌など)、桿菌(緑膿菌、大腸菌、サルモネラ、赤痢菌、ペスト菌、クレブシエラ属、インフルエンザ菌など) |
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らせん状桿菌 |
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(コレラ菌、腸炎ビブリオなど) |
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風邪(ウイルス感染)に続く肺炎は、ウイルスにより気道粘膜が破壊され、線毛による異物の排除が低下したところへ、ブドウ球菌やインフルエンザ菌などが侵入して起こります。
さらに、ウイルス感染で免疫機能が低下するので、細菌感染はいっそう促進されます。
このウイルス感染から細菌性肺炎になった場合、高熱とともに膿性の痰が出るといった症状がみられます。 |
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球菌とは、個々の細胞の形状が球形を示す原核生物。 |
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桿菌(杆菌)とは、個々の細胞の形状が、細長い棒状、または円筒状を示す原核生物。 |