膿胸

膿胸について

　病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見！、早期治療！」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。

膿胸（のうきょう）

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膿　胸

初診に適した科【内科／呼吸器科】

【症　状】

高熱、胸痛

【膿胸とは】

膿胸とは、胸膜が化膿して胸膜腔に膿汁が溜まった状態をいい、膿汁の中には肺炎菌や、化膿菌や結核菌などがいます。
この膿胸は、ほかの病気の経過中に発病することが多いといわれています。
症状としては、高熱、胸痛などがあらわれます。

	※	胸膜は、肺の表面をおおう臓側胸膜（ぞうそくきょうまく）と肋骨側の胸壁にある壁側胸膜とからなります。つまり、肺の表面は胸膜（かつては肋膜と呼ぶ）とよばれる２枚の薄い膜でおおわれているということです。そして、その膜と膜の間が胸膜腔です。健康な人では胸膜腔に少量（５ｍｌ程度）の液体（胸水）があります。
	※	胸膜に炎症が起きると、胸水が異常なほど増えてきますが、この胸水が、膿のようになったものが膿胸です。

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【索　引】

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