糖尿病性昏睡
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糖尿病性昏睡
病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。
糖尿病性昏睡 (とうにょうびょうせいこんすい)
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糖尿病性昏睡
初診に適した科【内分泌代謝科/内科】
【症 状】
倦怠感、頻尿、口渇、吐き気、嘔吐、腹痛、食欲不振、吐血、呼吸が速い、意識低下
【糖尿病性昏睡とは】
糖尿病性昏睡は、インスリンの作用が極端に不足した場合に起こります。
これは、ケトアシドーシスと非ケトン性高浸透圧性昏睡とに大別できます。
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ケトアシドーシス
インスリンの作用が不足すると、高血糖や酸血症など代謝異常が起こります。
これは、インスリン依存型糖尿病の人が、ほかの病気で食欲不振となり、そのために、インスルン注射を止めたり、極端に控えたりすることで起こります。
インスリン非依存型糖尿病では、極端な食生活の乱れが原因で起こります。
ほかに、外傷や感染症でも起こることがあります。
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非ケトン性高浸透圧性昏睡
比較的高齢で脳血管障害などがある人に、高エネルギー食や高エネルギーの点滴注射を行っているときに起こります。
症状としては、倦怠感、頻尿、口渇、吐き気、嘔吐、腹痛、食欲不振、吐血、呼吸が速い、意識低下などが起こります。
※
低血糖症は、インスリンの作用が多過ぎたときに起こります。
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インスリンの作用が不足して糖代謝が行われなくなると、細胞内でブドウ糖のエネルギーが有効利用できなくなるため、脂肪を分解して利用するようになります。
その際、ケトン体という副産物ができ、これが、体内に増えることで血液が酸性に傾きます。
これが糖尿病性ケトアシドーシスです。
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糖尿病性昏睡では、早急に適切な処置が必要になります。
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