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下垂体機能低下症とは、脳の下垂体から分泌されるホルモンの分泌が異常に低下するもので、特に、成長ホルモンと性腺刺激ホルモンの二つが同時に低下する場合が多くみられます。
原因となる病気には、シーハン症候群、下垂体腺腫、頭蓋咽頭腫、松果体腫などがあります。 |
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分娩による大量出血が起こると、下垂体前葉が虚血性壊死を生じます。 |
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虚血とは、臓器や組織に流入する血液の量が必要量に比べて著しく減少した状態。 |
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壊死とは、身体の組織や細胞が局所的に死滅した状態。 |
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下垂体ホルモンには、成長ホルモン、性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン、黄体化ホルモン)、乳汁分泌ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン、抗利尿ホルモンなどがあります。 |