糖尿病

糖尿病について

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。


糖尿病 (とうにょうびょう)


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糖尿病

初診に適した科【内科】
【症 状】
多くは無症状(インスリン非依存型糖尿病)、多尿、口渇、多飲、多食、全身の倦怠感、体重減少、神経障害、視力障害、歯の疾患、肥満、化膿、湿疹、陰部のかゆみ

【糖尿病とは】
糖尿病とは、糖代謝の異常から起こる病気(インシュリンの不足による代謝障害)で、持続性の高血糖と尿中への糖排出が特徴といえます。
この糖尿病には、インスリン依存型糖尿病とインスリン非依存型糖尿病がありますが、別の病気、例えば、慢性膵炎、急性膵炎、バセドウ病、クッシング症候群、先端巨大症、褐色細胞腫などから糖尿病が起こることもあります。
このうちインスリン非依存型糖尿病では、初期の段階では、無症状で経過しますが、早期発見が遅れると、多尿、口渇、多飲、多食、全身の倦怠感、体重減少、神経障害、視力障害(急に近視になる)、歯の疾患、肥満、怪我が化膿しやすくなる、湿疹ができやすくなる、陰部にかゆみを感じる、足のふくらはぎにこむらがえりが起こりやすくなるなどの症状があらわれます。
そして、神経症、網膜症、腎症、動脈硬化症などを併発し、重症になると、昏睡、脱水症を引き起こします。

インスリンとは、膵臓に点在するランゲルハンス島B細胞(β細胞)から分泌されるホルモン。血液中のブドウ糖(血糖)が、筋肉や脂肪組織の細胞に取り入れられるとき、このインスリンが促進的に働きます。
ところが、インスリンの産生や分泌の不足、あるいはインスリンが十分に働かなくなると、血液の中にブドウ糖が溜まってきます。
これが、糖尿病状態です。
インスリン依存型糖尿病は、特に子どもに多くみられますが、成人でも、このタイプの糖尿病を発病することがあります。
これは、ランゲルハンス島B細胞が障害され、インスリンをほとんど、またはまったく分泌しなくなって起こります。
原因としては、ウイルス感染やウイルス感染に感染したあとに起こる自己免疫反応によるものと考えられていますが、今のところはっきりとしたことはわかっていません。
インスリン非依存型糖尿病は、遺伝的に糖尿病になりやすい体質の人に、肥満、運動不足、あるいは、西欧化した食生活などという誘因が重なって起こりやすくなります。
糖尿病を発病した人の多くが、このタイプです。
インスリンとは反対に、血糖を上昇させる働きをするホルモンには、カテコールアミン、グルカゴン、成長ホルモンなどがあります。
糖尿病は、早期に発見して治療に努めれば、健康な生活が可能です。
しかし、努力を怠ると、重い合併症を引き起こします。







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ホルモン・代謝系の病気


【索 引】

あるどすてろんしょう
アルドステロン症
かすいたいきのうていかしょう
下垂体機能低下症
かすいたいせいしょうじんしょう
下垂体性小人症
かっしょくさいぼうしゅ
褐色細胞腫
くっしんぐしょうこうぐん
クッシング症候群
こうしけっしょう
高脂血症
しーはんしょうこうぐん
シーハン症候群
ししついじょうしょう
脂質異常症
せんたんきょだいしょう
先端巨大症
つうふう
通 風
ていけっとうしょう
低血糖症
とうにょうびょう
糖尿病
とうにょうびょうせいこんすい
糖尿病性昏睡
とうにょうびょうせいしんけいしょうがい
糖尿病性神経障害
とうにょうびょうせいじんしょう
糖尿病性腎症
とくはつせいふしゅ
特発性浮腫
にょうほうしょう
尿崩症
びたみんけつぼうしょう
ビタミン欠乏症
ひまんしょう
肥満症
ふくじんくりーぜ
副腎クリーゼ
ふくじんせいきしょうこうぐん
副腎性器症候群
ふくじんひしつきのうていかしょう
副腎皮質機能低下症
にっしゃびょう
日射病
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