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赤血球とは、血液の有形成分の一つで、骨髄でつくられます。
その平均寿命は約120日で、たえず更新されます。
形は両面中央がややへこんだ円盤状で無核。
含有するヘモグロビンにより赤色を呈し、主に酸素を身体中の組織に運搬する役目を担います。 |
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ヘモグロビンは、赤血球に含まれる鉄を含む色素(ヘム)とタンパク質(グロビン)とからなる複合タンパク質で、酸素と可逆的に結合する能力があり、血中での酸素運搬の役目を果たします。
酸素と結合すると鮮紅色、酸素を離すと暗赤色になります。 |
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ヘマトクリット値は、血液中に占める血球の容積の割合を示す数値。
ふつう、赤血球容積で表します。 |
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赤血球数、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値が正常値より高い状態を赤血球増多症、逆に低い場合を貧血といいます。 |
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赤血球数やヘモグロビン濃度が増加しても、火傷や脱水のように循環血漿量が減少している場合、あるいは、ストレスなどが原因でヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値が上昇しても循環赤血球量(体内を巡っている赤血球の量)が増えないと赤血球増多症ではありません。 |