白血病

白血病について

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。


白血病 (はっけつびょう)


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白血病

初診に適した科【内科】
【症 状】
発熱、出血、貧血、全身の倦怠感、衰弱、リンパ節の腫れ、神経症状、脾腫(脾臓の腫れ)、腹部の圧迫感や痛み、不快感

【白血病とは】
白血病とは、未熟な白血球(病的な幼若白血球)が造血器(骨髄など)の中で無制限に増殖する病気で、未熟な白血球が増殖すると、正常な白血球細胞の増殖がおさえられ、悪液質、出血傾向、重症感染症などが引き起こされます。
原因としては、今のところ解明されていませんが、誘起因子としてウイルスが考えられています。
また、放射線、化学物質、遺伝、ホルモンなどが関係しているのではないかともいわれています。
この白血病は、小児から高齢者まで各年齢層で発生しますが、特に高齢者ではその発生率がより高くなります。
また、小児の癌でも、この白血病の割合が高く、ほとんどが急性リンパ性の白血病といわれています。
症状としては、急性白血病では、発熱、出血(歯茎、眼底、皮下、女性の性器、消化器など)、貧血が起こります。
また、貧血による全身の倦怠感、リンパ節の腫れ、神経症状などもあらわれます。
慢性白血病では、脾臓が大きく腫れ、腹部の痛み、左上腹部の圧迫感、不快感などがあらわれることがあります。

未熟な白血球が増殖し正常な白血球細胞の増殖がおさえられると、脳、腎臓、肝臓、脾臓、リンパ節など全身の臓器に白血病細胞が増殖し重症となります。
悪液質とは、白血病などであらわれる(栄養失調による)著しい全身の衰弱状態をいい、全身が痩せ、瞼や足がむくみ、皮膚は貧血によって灰黄色を呈します。
白血病には、症状が激しくあらわれる急性(幼若白血球が多いもの)と、それほどでもない慢性とがあります。
また、異常の発生場所から、骨髄性とリンパ性とに分けられますが、急性白血病の多くが、また、慢性白血病のほとんどが骨髄性です。







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