肺線維症

肺線維症

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 病気にかかってはじめて、「あー、あの時に気をつけていればよかった!」なんてことを、事あるごとに思ったりしますが、そんなことにならないようにするためには、からだの仕組みや働きなどの知識を豊かにして、病気の成り立ちをよく理解することがまず肝要なことではないでしょうか。この「病気とからだナビ」では、からだのことを少しでも知っておくと同時に、病気にはどんなものがあるのか、その症状はどのようなものなのかを知識として利用できるように整理しています。病気にならないようにすることが一番、そして仮に病気にかかったとしても、すばやい対応ができるように、日ごろから病気とからだについて、頭の中で整理しておくことが重要だろうと思います。


肺線維症(はいせんいしょう)


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肺線維症とは

 肺の間質組織(肺胞壁)が炎症を起こす疾患を総称して間質性肺炎と呼びますが、進行して炎症組織(肺胞壁)が線維化したものを肺線維症といいます。
この肺胞壁が線維化すると肺が萎縮し、また弾力性がなくなります。
そして換気や血流が悪くなって呼吸不全の状態になります。
強皮症などの慢性疾患や放射線障害、ウイルス、薬物などが原因になる場合と、原因がはっきり特定できない場合とがあります。
【症 状】
動悸や息切れ、から咳などがあらわれます。
風邪をひくと、熱がでたり、息苦しくなったり、チアノーゼがあらわれるようになります。
また血流が悪くなり、心臓が弱ってきます。

チアノーゼとは、皮膚や粘膜が青紫色をおびることで、唇や爪、手足の先などに目立ちます。


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