網膜動脈閉塞症
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網膜動脈閉塞症
病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。
網膜動脈閉塞症 (もうまくどうみゃくへいそくしょう)
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網膜動脈閉塞症
初診に適した科【眼科】
【症 状】
視力障害
【網膜動脈閉塞症とは】
網膜動脈閉塞症とは、網膜の細胞に、血液を送っている動脈が詰まって血液が流れなくなるという病気で、血流が途絶えると網膜細胞が死んでしまうため、光を感じることができなくなります。
高齢者、特に動脈硬化や心臓病、糖尿病などの人に多くみられます。
なお、この網膜動脈閉塞症では、動脈閉塞の部位により、網膜中心動脈閉塞症と網膜動脈分枝閉塞症とに分けられます。
網膜中心動脈閉塞症では網膜中心動脈が根元で詰まり、網膜動脈分枝閉塞症では網膜動脈の枝の部分が詰まって起こります。
症状としては、次のようなことが起こります。
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網膜中心動脈閉塞症では、網膜全体が血液のとどかない虚血状態となって、網膜の細胞が光を感知できなくなり、視力が極端に低下します。
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網膜動脈分枝閉塞症では、閉塞部位に応じた視野異常があらわれます。
黄斑部付近であれば視力障害が起こり、眼底であれば閉塞部位の網膜に浮腫が起こります。
※
視力障害とは、眼球自体または視神経系の障害により視力が低下した状態。
程度により、全盲/半盲(準盲)/弱視などがあります。
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