遠視
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病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。
遠視 (えんし)
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遠 視
初診に適した科【眼科】
【症 状】
眼精疲労、飽きっぽい、落ち着きがない
【遠視とは】
遠視とは、眼の調節機能が働いていないとき、遠方から目に入ってきた光が、網膜よりも後方で像を結ぶ状態をいいます。
これは、角膜から網膜までの長さ(眼軸長)が正常より短いか、あるいは水晶体の屈折力が弱いために起こります。
但し、調節機能を使って水晶体を厚くすれば、網膜に像を結び、遠くのものがはっきり見えるようになります。
なお、遠視だと、近くを見るときも遠くを見るときもピント調節が必要なため、常に毛様体筋を緊張させる必要があります。
そのため、眼精疲労や視力障害を引き起こす可能性が高くなります。
症状としては、次のようなことが起こります。
@
調節機能を休めていると、近くのものも遠くのものもはっきり見えません。
A
飽きっぽい、目が疲れやすい、落ち着きがない、遠いところも近いところも見えにくいなどの症状があらわれます。
※
遠視では、凸レンズによって、良い視力を得ることができます。
※
特に小児の遠視では、強い弱視や内斜視の原因となるため、早期に正確な矯正をする必要があります。
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