もやもや病
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もやもや病
病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。
もやもや病 (もやもやびょう)
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もやもや病
初診に適した科【脳神経外科】
【症 状】
頭痛、痙攣、脱力発作、運動麻痺、精神発達遅延、知能低下、学習障害、言語障害、意識障害
【もやもや病とは】
脳底部にある動脈に、原因不明の狭窄または閉塞が起こると、異常な血管網(周囲の細い血管が発達)ができます。
これがもやもや病で、頭蓋内出血や脳梗塞の原因となる疾患です。
小児と30〜40歳代の成人に多くみられます。
また、男性より女性に多くあらわれます。
症状としては、小児では、繰り返す頭痛、過呼吸時によって誘発される一過性の脱力発作、痙攣発作、運動麻痺、精神発達遅延、知能低下、学習障害などがみられます。
一方、成人では、一過性の頭痛、痙攣、運動麻痺、言語障害、意識障害などがあらわれます。
※
脳血管撮影(X線撮影)を行うと、脳底部にもやもやと煙のような異常な血管網が写ることから、もやもや病といわれています。
※
もやもや病は、1957年に日本で最初に発見された病気で、ウィリス動脈輪閉塞症、脳底部異常血管網症ともいいます。
※
成人では、約半数が脳出血で発症します。
残り半数は、小児と同じような虚血(脳梗塞に似た症状を出す現象)発症です。
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