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食べ物の栄養素には、糖質(=炭水化物−食物繊維)、脂質、タンパク質の三大栄養素がありますが、このうち、生命を維持し活動するためのエネルギー源として体内で最もよく使われるのが糖質です。
この糖質は、消化・吸収されブドウ糖となって肝臓へ送られ、脳や筋肉で利用されたり、一部はグリコーゲンとして蓄えられます。 |
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インスリンとは、膵臓に点在するランゲルハンス島B細胞(β細胞)から分泌されるホルモンです。 |
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ブドウ糖は、消化管で吸収されて血液の中を運ばれ、筋肉や脂肪組織に取り入れられますが、その際、インスリンが作用します。
そのインスリンの作用が低下すると高血糖となります。 |
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血液中のブドウ糖濃度「血糖値」が高くなることを高血糖といい、この状態が継続するのが糖尿病です。 |
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自己免疫(じこめんえき)とは、あやまって自分自身の組織を攻撃してしまう現象。 |
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インスリンとは反対に、血糖を上昇させる働きをするホルモンには、カテコールアミン、グルカゴン、成長ホルモンなどがあります。 |
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糖尿病が引き起こされる原因には、インスリン受容体の異常やインスリンを合成する遺伝子DNAの配列異常があることが分ってきています。 |