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更年期は、女性の妊娠可能な性成熟期から老年期への移行期(生理的な卵巣機能の衰退期間)。
そして、この期間に閉経という現象が起こります。
個人差はありますが、閉経年齢はふつう40〜55歳頃といわれています。 |
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頭重、熱感(ほてり)、発汗、不眠、疲労感など漠然とした不快感をともなう自覚症状があっても、それと身体の異常との関連がはっきりしない状態を不定愁訴といい、このような不定愁訴を中心とした一連の疾患を不定愁訴症候群といいます。
更年期にみられるこの特有の不定愁訴症候群が更年期障害です。 |
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不定愁訴には、自律神経失調によって起こる自律神経失調型、心因性の因子によって起こる神経症型、そして、これら二つのタイプが共存する心身症型があります。 |
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更年期障害はほとんどの女性にみられますが、治療を必要とする人(異常と感じ、重症感をもつ人)は全体の25%程度といわれています。 |