骨盤腹膜炎
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骨盤腹膜炎
病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。
骨盤腹膜炎 (こつばんふくまくえん)
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骨盤腹膜炎
初診に適した科【婦人科】
【症 状】
発熱、寒気、ふるえ、嘔吐、腹痛、腰痛、便秘、下痢、排便困難
【骨盤腹膜炎とは】
骨盤腹膜炎とは、骨盤腹膜に起こる炎症ですが、多くは子宮内膜炎、卵管炎、卵巣炎などからの炎症がひろがって起こります。
稀ですが、虫垂炎や結核性の腹膜炎から炎症がひろがって起こることもあります。
また、この骨盤腹膜炎が上部にひろがると、汎発性腹膜炎になります。
原因の多くは、大腸菌やブドウ球菌、連鎖球菌などの細菌により感染して起こります。
ほかに、性交によるクラミジアなどの感染によっても起こることもあります。
症状としては、次のようなことが起こります。
@
急性期
発熱(高熱)、寒気(さむけ)、ふるえ、嘔吐、下腹痛、便秘、下痢、排便困難などの症状が起こります。
A
慢性期
下腹部の鈍痛、腰痛、性交時の痛み、月経異常、不妊などがあらわれます。
※
骨盤腹膜とは、子宮や卵管、卵巣などの骨盤内臓器の外面を覆う幕と小骨盤壁の内面の膜。
※
帯下(たいげ)=おりもの。
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