黄疸

黄疸について

　病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見！、早期治療！」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。

黄疸（おうだん）

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黄　疸

初診に適した科【内科／消化器内科】

【症　状】

尿が茶色になる、尿の泡の色が黄色になる

【黄疸とは】

黄疸とは、血液中のビリルビンが増加して、皮膚や粘膜などの組織が黄色になる症状をいい、次のようなときにあらわれます。

	①	ウイルスや毒物で肝臓がおかされて胆汁がつくれなくなったとき。
	②	胆管に悪性腫瘍ができて胆汁が流れなくなったとき。
	③	胆管などの炎症のために粘膜が腫れて管腔を塞いだとき。
	④	血球が壊されたとき。

症状としては、黄疸があらわれると、尿が茶色になり、また、尿を容器に入れて振ったときにできる泡の色が黄色になります。

※

ビリルビン（赤褐色の胆汁色素）とは、老化した赤血球が崩壊する際にヘモグロビンが分解されて生じる物質で、肝臓で代謝されて胆汁中に排出されます。
ところが、胆汁が腸のほうに送られないと、血液中に吸収されて黄疸があらわれます。

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【索　引】

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かんこうへん肝硬変	かんのうよう肝膿瘍	かんふぜん肝不全
きゅうせいかんえん急性肝炎	しぼうかん脂肪肝	まんせいかんえん慢性肝炎
やくざいせいかんしょうがい薬剤性肝障害	おうだん黄　疸	かんぞうがん肝臓癌

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