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アルコールは、小腸から約80%、胃から約20%吸収されて肝臓に集められるといわれています。 |
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アルコールは、肝臓で酸化されてアセトアルデヒドになり、さらに、酢酸に分解されます。 |
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アルコールには、その分解産物であるアセトアルデヒドの毒性により、肝細胞を直接障害する作用があります。
肝臓が障害をうけると、壊死した肝細胞にとって代わって線維組織(線維化)が増えていきます。
また、アルコールによって変質した肝細胞が、免疫機構の攻撃目標となるため、肝障害の発生がますます促進されます。 |
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アルコールは、食べ物と一緒に摂取すると肝臓への負担が抑えられます。 |
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肝臓のアルコールを分解する能力は、一時間に約7cといわれています。 |
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過剰な飲酒にともなって、栄養障害が起こります。 |
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日本酒にして毎日3合くらいを5年以上飲み続けるとアルコール性脂肪肝に、毎日5合を10年以上のみ続けるとアルコール性肝硬変になる可能性が高いとされています。 |
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女性は男性よりアルコール性肝障害になりやすく、1日に2合の飲酒が続くと、肝障害を引き起こすといわれています。 |