耳管開放症
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耳管開放症
病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。
耳管開放症 (じかんかいほうしょう)
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耳管開放症
初診に適した科【耳鼻咽喉科/内科】
【症 状】
耳閉感、難聴、自声強聴、めまい、イライラ
【耳管開放症とは】
耳管開放症とは、耳管が開放されたままの状態になるという病気で、耳管のまわりの組織が萎縮したり、耳管内の潤いがなくなったときに発症するといわれています。
若い女性や初老の男性に多くみられ、疲労や睡眠不足が続いたり、急に体重が減少したときなどにあらわれます。
症状としては、耳閉感(耳が詰まった感じ)や軽い難聴、自声強聴(自分の声が大きく聞こえる)、めまい、精神的なイライラなどがあらわれます。
※
耳管とは、中耳腔(ちゅうじくう)と咽喉(のど)の上部の上咽頭(じょういんとう)とを連絡する管のことをいいます。
※
耳管の開口部はふだんは閉じていますが、あくびをしたり物を飲み込んだりすると、中耳腔内の圧力と外気圧が同じになるよう開口部が開きます。
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