髄膜炎
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髄膜炎
病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。
髄膜炎 (ずいまくえん)
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髄膜炎
初診に適した科【神経内科/内科/小児科】
【症 状】
頭痛、発熱、嘔吐、痙攣、項部硬直、意識障害、視力低下、眼球運動障害、複視
【髄膜炎とは】
髄膜炎とは、脳や脊髄の表面を覆っている髄膜に、細菌や真菌(カビ)、ウイルスなどが感染して引き起こされるもので、細菌性髄膜炎(細菌やカビによるもの)と無菌性髄膜炎(ウイルスによるものなど)とに分けることができます。
なお、脳炎がウイルスを主体として発病することが多いのに対し、髄膜炎では細菌やカビが主体となります。
細菌性のものには、連鎖状球菌、ぶどう球菌、大腸菌、髄膜炎菌、結核菌などが挙げられます。
症状としては、急性髄膜炎では、激しい頭痛や高熱、嘔吐、痙攣、項部硬直などが起こります。
結核性髄膜炎では、視力低下や眼球運動障害、複視(物が二重に見える症状)などが引き起こされます。
なお、髄膜炎菌によるものは、死にいたる危険をともないます。
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