食道炎
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食道炎
病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。
食道炎 (しょくどうえん)
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食道炎
初診に適した科【内科/消化器科】
【症 状】
胸焼け、みぞおち・胸骨のうしろあたりの痛み、咽頭部・咽喉の不快感・痛み、嘔吐、げっぷ
【食道炎とは】
食道炎とは、食道に起こる炎症性の疾患のことをいいますが、その大部分は、胃液や胆汁が食道に逆流して起こる炎症、つまり、逆流性食道炎が占めます。
原因としては、細菌感染、上気道炎、急性咽頭炎、口内炎、扁桃腺炎、上顎洞炎、麻疹、肺炎、腹膜炎、腎盂腎炎などによるケース、腐食剤、酸/ペピシンや胆汁の逆流、金属粉末の吸引など化学的刺激によるケース、過冷/過熱飲食物の摂取、香辛料の摂取、過度の飲酒、過量喫煙、カプセル薬剤の食道内滞留、異物嚥下、食物滞留、胃管留置、大動脈瘤などによる圧迫など物理的刺激によるケースなどが考えられます。
症状としては、胸焼け、みぞおち/胸骨のうしろあたりの痛み、咽頭部/咽喉の不快感/痛み、嘔吐などがあらわれます。
また、過度のおくび(げっぷ)をともなうことがしばしばあります。
※
食道炎が起こる原因として、上記のほかに、心不全や門脈圧亢進などによる食道の慢性滞留、プランマー・ビンソン症候群、食道真菌症などによるケース、また、妊娠、肥満、食後すぐに横になる、前屈する、便秘による腹圧の上昇 、腹圧を高める衣服の着用などによるケースも挙げられます。
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