胃癌
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胃癌
病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。
胃癌 (いがん)
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胃 癌
初診に適した科【内科/胃腸科/消化器科/成人病センター】
【症 状】
多くは無症状(初期)、みぞおちの痛み、胃の圧迫感、食欲不振、げっぷ、吐き気、下痢、便秘、口臭、倦怠感、嘔吐、腹部にしこり・痛み、出血、貧血、痩身、黄痰、腹水
【胃癌とは】
胃癌は、胃の粘膜にできる悪性腫瘍で、欧米人より日本人に多く発症するといわれています。
これは、食生活と密接なかかわりがあり、例えば、塩分の過剰摂取(塩辛い漬け物や魚の干物)やビタミンの摂取不足などが考えられます。
また、飲酒と喫煙を同時に行うと危険度が増すともいわれています。
この胃癌は、初期症状がほとんどないため、40歳ぐらいから定期的に専門医の診察を受ける必要があります。
もちろん塩分の摂取や喫煙は控え、規則正しい生活を送ることが最も大切です。
症状としては、次のようなことが起こります。
@
早い時期には、症状はありません。
A
やがて、みぞおちの痛みや、胃の圧迫感、食欲不振、げっぷ、吐き気、下痢、便秘、口臭、倦怠感などがあらわれます。
B
進行すると、嘔吐や、上腹部にしこり、胃痛、出血、貧血がみられます。
C
さらに進行すると、痩身(体重減少)や、黄痰、腹水、激しい腹部の痛みなどが起こります。
なお、上記B、Cの症状があらわれるのは、かなり進行した状態のときです。
※
胃の粘膜から出るきのこ状のものを胃ポリープといいます。
これがすべて癌になるわけではありませんが、大きいもの、数が多いもの、表面のでこぼこしているものほど可能性が高くなります。
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