胃潰瘍・十二指腸潰瘍
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胃潰瘍・十二指腸潰瘍
病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍 (いかいよう・じゅうにしちょうかいよう)
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胃潰瘍・十二指腸潰瘍
初診に適した科【胃腸科/内科/消化器科】
【症 状】
みぞおちの痛み、嘔吐、吐血、下血、胸やけ、げっぷ
【胃潰瘍・十二指腸潰瘍とは】
胃潰瘍・十二指腸潰瘍とは、胃/十二指腸の粘膜に潰瘍のできる疾患で、初期には胃/十二指腸の内側の粘膜の一部がおかされ、進行すると筋肉、そして漿膜までおかされ、ついには穴が開いてしまいます。
この粘膜障害の主な原因は、ヘリコバクター・ピロリ(細菌)によるものと考えられています。
また、暴飲暴食、刺激が強い食べ物あるいは高濃度のアルコールやカフェイン類を含んだ飲み物の過剰摂取、アスピリンなどの薬剤の服用、喫煙、ストレス、不規則な生活などがこれを引き起こすきっかけになると考えられています。
症状としては、みぞおちの痛み、嘔吐、吐血、下血、胸やけ、げっぷなどがあらわれます。
※
漿膜(しょうまく)とは、臓器の表面を覆っている薄い膜。
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潰瘍(かいよう)とは、身体の組織の表面が障害をうけ、組織の内部にまで、その障害がおよぶこと。
※
十二指腸潰瘍の痛みについては、「お腹がすき始めると痛みだし、食事を摂ると嘘のように治る。また、夜中の1〜2時ごろになると決まったように痛みだす」というような空腹時痛と夜間痛があらわれるのが特徴です。
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