子宮内膜症

子宮内膜症

病気とからだナビ
病気とからだナビ トップページ > 女性の病気 > 子宮内膜症
 病気にかかってはじめて、「あー、あの時に気をつけていればよかった!」なんてことを、事あるごとに思ったりしますが、そんなことにならないようにするためには、からだの仕組みや働きなどの知識を豊かにして、病気の成り立ちをよく理解することがまず肝要なことではないでしょうか。この「病気とからだナビ」では、からだのことを少しでも知っておくと同時に、病気にはどんなものがあるのか、その症状はどのようなものなのかを知識として利用できるように整理しています。病気にならないようにすることが一番、そして仮に病気にかかったとしても、すばやい対応ができるように、日ごろから病気とからだについて、頭の中で整理しておくことが重要だろうと思います。


子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)


*****
スポンサードリンク


子宮内膜症とは

 卵巣から分泌されるホルモンの働きによって、ふつう子宮内膜は子宮体部の内面で周期的に月経を起こします。
しかし、この子宮内膜及び子宮内膜様の組織が、子宮体部の内面以外の場所に発生し増殖することがあります。
そして、周期的に月経に似た出血を引き起こすようになります。
これが子宮内膜症です。
この子宮内膜症には、内性子宮内膜症と外性子宮内膜症とがあります。
内性子宮内膜症
子宮壁の筋層内や子宮頸部にできるものです。
子宮壁の筋層内にできたものは、子宮腺筋症とも呼ばれます。
外性子宮内膜症
卵巣、ダグラス窩(直腸子宮窩)、子宮に接する腹膜、仙骨子宮靱帯、膣、外陰膀胱、へそなどにできるものです。
異常な内膜ができた場所(部位)では、月経時に出血がありますが、月経血と違って体外に排泄されずに組織に溜まります。
原因は不明とされていますが、卵胞ホルモンの分泌の盛んな成熟期の女性や妊娠経験がない女性に起こりやすいといわれています。
【症 状】
月経痛(下腹痛、腰痛、仙骨痛など)、過多月経、腰痛、下腹部の痛み、性交痛、不正出血、不妊などが起こります。
但し、発生する部位や大きさなどの程度によって症状は異なります。

子宮の壁は、外側から漿膜、筋層、内膜(粘膜)の三層で構成されています。
このうち、最も内側の子宮内膜は、その一部が剥がれて排泄(月経)され、また再生・増殖するという変化を周期的(約28日間隔)に繰り返しています。


妊娠のことがもっと詳しくわかります!
「妊娠@ガイドブック」


     



【女性の病気】

げっけいのいじょう−ねんれい
月経の異常−年齢
げっけいのいじょう−げっけいしゅうき
月経の異常−月経周期
げっけいのいじょう−にっすう・りょう
月経の異常−日数・量
げっけいぜんきんちょうしょう
月経前緊張症
げっけいこんなんしょう
月経困難症
こうねんきしょうがい
更年期障害
ふせいせいきしゅっけつ
不正性器出血
ちつえん
膣 炎
がいいんえん
外陰炎
たいげ
帯 下
しきゅうちつぶびらん
子宮膣部びらん
しきゅうけいかんえん
子宮頸管炎
しきゅうないまくしょう
子宮内膜症
しきゅうきんしゅ
子宮筋腫
しきゅうひだいぞうしょくしょう
子宮肥大増殖症
らんかんえん
卵管炎
らんそうえん
卵巣炎
こつばんふくまくえん
骨盤腹膜炎
きゅうせいかのうせいにゅうせんえん
急性化膿性乳腺炎
きゅうせいうったいせいにゅうせんえん
急性うっ帯性乳腺炎
まんせいにゅうせんえん
慢性乳腺炎
にゅうせんせんいせんしゅ
乳腺線維腺腫
まんせいにゅうせんしょう
慢性乳腺症
にゅうがん
乳がん


メニュー

からだの仕組みと働き 頭部の病気 胸部の病気
腹部の病気 全身の病気 女性の病気

***
スポンサードリンク




【索引のページ】
【索引のページ】では、「病気とからだナビ」でアップしております「からだ」のこと、また「病気」について記述しています。


*******
スポンサードリンク


【ご注意】
 このサイトをご利用頂くにあたって、下記をよくお読みになり、ご了承いただいた上でお役立て下さい。
@ 当サイトに掲載されている情報は、できうる限り正確なものを提供できるよう細心の注意を払っておりますが、それを保証するものではありません。
A 万一、当サイトに記載された情報の誤報、誤植、欠落などに起因して発生したいかなるトラブルも、当方はその責任を一切負いません。
B 心身に不調をおぼえる方は、すみやかに医療機関での診療をお受けになることをお勧めします。
C 当サイトの情報を利用した結果生じる損害、不都合、不利益については、当方はその責任を一切負いません。
[PR]
ジーンズ色いろ 食品の豆知識 栄養管理&食品 暮し生活のアイディア
病気と症状いろいろナビ 病気と症状ひと口メモ 呼吸器の病気ナビ 妊娠@ガイドブック
運動器の病気ナビ 皮膚と皮膚付属器の病気ナビ
当サイト、当サイト名、および当サイトの内容・画像等を、あたかも自分のサイトであるかのように利用・使用するのはおやめ下さい。もちろん、内容・画像等の複製(コピーなど)もご遠慮願います。当サイトのご利用には、人間としてのモラルをもってお願い致します。このサイト「運動器の病気ナビ」の全ページの著作権は、すべてこのサイトの管理者にあります。
Copyright (C) 病気とからだナビ All Rights Reserved