月経の異常−月経の日数・月経量
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月経の異常−月経の日数・月経量
病気にかかってはじめて、「あー、あの時に気をつけていればよかった!」なんてことを、事あるごとに思ったりしますが、そんなことにならないようにするためには、からだの仕組みや働きなどの知識を豊かにして、病気の成り立ちをよく理解することがまず肝要なことではないでしょうか。この「病気とからだナビ」では、からだのことを少しでも知っておくと同時に、病気にはどんなものがあるのか、その症状はどのようなものなのかを知識として利用できるように整理しています。病気にならないようにすることが一番、そして仮に病気にかかったとしても、すばやい対応ができるように、日ごろから病気とからだについて、頭の中で整理しておくことが重要だろうと思います。
月経の異常−月経の日数・月経量(げっけいのいじょう−げっけいのにっすう・げっけいりょう)
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月経の異常−月経の日数・月経量
とは
月経の異常には、月経の日数・月経量にかかわるものがあります。
・
過多月経
一般的に月経の持続日数は3〜7日が正常な範囲とされています。
また、その期間の出血量は約20〜110mlといわれています。
ところが、持続日数が8日を超えるケース、あるいは月経量がかなり多いケースがあります。
このような状態を過多月経といいます。
これは、無排卵や黄体の働きが不十分で子宮内膜に異常があらわれた場合、子宮筋腫や子宮内膜ポリープ、子宮内膜炎、子宮内膜症などが起こった場合、あるいは血液の病気や肝臓病、腎臓病などの全身の病気がある場合などで起こります。
症状としては、貧血による立ちくらみや動悸などがあらわれます。
・
過小月経
持続日数が2日以下のケース、あるいは月経量がかなり少ないケースがあります。
このような状態を過小月経といいます。
無排卵や黄体の働きが不十分の場合、子宮発育不全や子宮内膜の異常がある場合に起こります。
※
過小月経のうち、季節的な要因で1〜2ヶ月だけ月経量が少ない場合がありますが、このようなケースは異常ではありません。
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