水ぼうそう(水痘)
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水ぼうそう(水痘)
病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。
水ぼうそう(水痘) (みずぼうそう(すいとう))
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水ぼうそう(水痘)
初診に適した科【小児科】
【症 状】
発熱、丘診、水疱、かさぶた、かゆみ
【水ぼうそう(水痘)とは】
水ぼうそうとは、水痘ウイルスの感染によって起こる急性の感染症で、感染力が強く、子供(特に2〜8歳)が多くかかる病気です。
一度かかると免疫ができ、次にかかることはほどんどありませんが、まれに、体内に長く生き残っておとなになってから帯状疱疹を引き起こすことがあります。
この感染のし方には、飛沫感染(感染者の咳や鼻水、くしゃみなどからうつる)、水痘の水疱や帯状疱疹の水疱から直接うつる場合、水痘にかかった患者が触ったものに触れた場合などがあります。
潜伏期間は11〜20日程度で、症状としては、熱が出て、丘診があらわれ、水疱ができます。
そして1、2日でかさぶたになり、1〜3週間で治ります。
この水ぼうそうの特徴としては、丘診/水疱/かさぶたが混在し、また、多くは胴体(体幹部)にあらわれ、手足にでることはないということです。
ただ、口の中の粘膜や毛髪部にあらわれることはあります。
※
水ぼうそうは、水痘のことです。
※
丘疹(きゅうしん)とは、多くは、赤味をおびたもので、皮膚の炎症により起こります。
いわゆるブツブツ。
丘疹の頂点に水疱をもつものを漿液性丘疹、虫さされのように膨らんでいるものを膨疹といいます。
※
水疱(すいほう、=水ぶくれ)とは、透明な液体が皮膚のなかに溜まったもの。
その液体が、黄色の膿をもつと膿疱となります。
※
水ぼうそうにかかったら、未感染者との接触を避け、すべての発疹がかさぶたになるまで入浴をひかえます。
また、かゆみがあるので、ひっかいて化膿させたり、ウイルスを広げたりしないよう注意が必要です。
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