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口腔粘膜のアフタ性潰瘍 |
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口腔粘膜にできる、さわると痛みのある、円形または楕円形をした赤く中が黄白色の腫れもの(粘膜潰瘍)。
数日で消えますが、なんども再発します。
多くは、この潰瘍が最初の症状としてあらわれます。 |
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A |
皮膚症状 |
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皮下にしこりのある紅斑(結節性紅斑)、皮下の静脈に血栓をともなう炎症(血栓性静脈炎)などが起こり、これらは数日で消えますが、なんども再発します。
ほかに、毛穴ににきびのようなできものができる毛嚢炎や、採血したあと、針をさした部位の中央に白い膿をもつ発赤(針反応)などもみられます。 |
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B |
眼のぶどう膜炎 |
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ぶどう膜(虹彩、毛様体、脈絡膜)の一部あるいは全てに起こる炎症。
光がまぶしく感じられる(羞明感)、かすみがかかったようにみえる(霧視)、虫が飛んでいるようにみえる(飛蚊症)、眼痛、充血、視力低下などの症状があらわれます。
なお、炎症が繰り返され、組織の障害が進行すると、白内障や緑内障、網膜剥離を起こして失明にいたるケースもあります。 |
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C |
潰 瘍 |
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外陰部にできる潰瘍で、アフタ性潰瘍に似た痛みがあります。
男性では、陰嚢、陰茎、亀頭、女性では、大小陰唇、膣壁にできます。 |
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D |
副睾丸炎 |
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精子の貯蔵場所にあたる副睾丸に起こる炎症。
腫れや痛みなどの症状があらわれます。 |
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E |
関節症状 |
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手や指、肘、膝、足などの関節に痛みがあらわれます。 |
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F |
消化器症状 |
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腹痛や下痢、便秘などがみられます。 |
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G |
呼吸器症状 |
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肺の病変による血痰や喀血、発熱、胸痛などが起こります。 |
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H |
神経系の症状 |
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発病後数年経ってから、中枢性の運動麻痺や性格変化などの精神症状があらわれてきます。
また、頭痛、嚥下困難、脳神経麻痺なども起こることがあります。 |
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I |
血管系の症状 |
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大動脈や大静脈、それらから枝分かれした比較的太い血管に、血栓や動脈瘤ができ、血管が破壊されたり、いろいろな臓器に障害が起きたりします。 |
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J |
泌尿器系の症状 |
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たんぱく尿、糸球体腎炎が起きたり、膀胱粘膜に発赤(皮膚が赤くなること)やびらん(ただれ)があらわれたりします。 |