胆嚢炎
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胆嚢炎
病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。
胆嚢炎 (たんのうえん)
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胆嚢炎
初診に適した科【内科/消化器内科】
【症 状】
腹部の不快感・痛み、胸やけ、肩・背部の痛み、発熱、黄疸
【胆嚢炎とは】
胆嚢炎とは、胆石症や細菌感染などが原因で胆嚢に起こる炎症をいい、急性胆嚢炎、慢性胆嚢炎、無石胆嚢炎などがあります。
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急性胆嚢炎
胆嚢の炎症が急激に起こって、上腹部に激痛がはしり(胆石仙痛)、その痛みが繰り返されます。
この急性胆嚢炎にかかった人の多くに胆石がみつかります。
A
慢性胆嚢炎
長期にわたり胆嚢に起こる炎症をいい、持続して痛みの発作(胆嚢発作)が繰り返されます。
多くは胆石によるものです。
B
無石胆嚢炎
胆石のない人に急性胆嚢炎が起こることがあります。
全身性感染(敗血症)や外傷、手術、火傷などを原因として発症するものです。
症状としては、次のようなことが起こります。
@
食後に急な痛みがあらわれたり、右上腹部の不快感や軽い腹痛、胸やけなどの症状の後に仙痛が起こったりします。
A
右肩や右背部に痛みがあらわれることもあります。
また5〜10分で痛みが治まることもあれば数時間、数日間続くこともあります。
高熱、黄疸があらわれることもあります。
B
胆嚢の出口が塞がれ、胆嚢が膨れて破れることがあります。
(←胆汁性腹膜炎)。
※
胆石症とは、胆嚢および胆道系に結石が存在する状態。
※
胆石は、胆嚢や胆管にできる結石。
コレステロール系石、ビリルビン系石、その他の胆石に分けられます。
※
仙痛とは、発作的に起こる痛み。
※
黄疸とは、皮膚や白目が黄色くなったり、身体がかゆくなったり、尿の色が濃くなったりする症状。
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