腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアについて

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。


腰椎椎間板ヘルニア (ようついついかんばんへるにあ)


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腰椎椎間板ヘルニア

初診に適した科【整形外科】
【症 状】
腰痛、坐骨神経痛、足の知覚が鈍くなる、アキレス腱反射が弱くなる

【腰椎椎間板ヘルニアとは】
急性または慢性の力が腰の骨に加わると、椎骨(腰椎椎体)と椎骨の間の椎間板の中心にある髄核がはみ出し、脊髄の神経根が圧迫されて腰痛や坐骨神経痛が起こります。
これが腰椎椎間板ヘルニアです。
特に起こりやすいところは、第四腰椎と第五腰椎の間、第五腰椎と第一仙椎の間です。
したがって、多くは、第五腰髄神経と第一仙髄神経が、刺激を受けて症状があらわれます。
症状としては、次のようなことが起こります。
@ 腰痛と片側の坐骨神経痛(腰から足の後ろ側に沿っての痛み)が起こります。
たいてい、身体の片側に症状があらわれます。
A 第五腰髄神経が障害を受けると、足背の中央から親指にかけて知覚が鈍くなり、親指をそり返す力が弱くなります。
B 第一仙髄神経が障害を受けると、足背の小指側の知覚が鈍くなります。
また、アキレス腱反射が弱くなるか、あるいは失うことになります。

ヘルニアとは、身体の組織が本来あるべき位置から、はみ出した状態。
アキレス腱反射とは、アキレス腱を叩くと、反射的に足首が足底の方へ動く反射のこと。


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