五十肩(肩関節周囲炎)
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五十肩(肩関節周囲炎)
病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。
五十肩(肩関節周囲炎) (ごじゅうかた(かたかんせつしゅういえん))
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五十肩(肩関節周囲炎)
初診に適した科【整形外科】
【症 状】
肩関節の周辺の不快感・痛み、首・上腕の痛み
【五十肩(肩関節周囲炎)とは】
五十肩とは、40〜50歳代以上(特に50歳代)の人で、特定の原因がないのに、肩の痛みと肩関節の運動に障害が起こるものをいい、回復には半年から二年かかりますが、大部分の人が回復し、また、再発もしないという特徴があります。
これは、特定の原因がないものの、老化(使い過ぎ)によって、関節を滑らかに動かす役割を担う滑液包が変性して炎症が起こり、その炎症から肩に痛みがあらわれるのではないかと考えられています。
症状としては、はじめのうちは、肩関節の周辺に不快感や痛みがあらわれます。
そのうち、激しい痛みになり、首や上腕まで痛みがおよぶようになります。
やがて、腕を上げたり、回したりすることができなくなります。
※
五十肩は、肩関節周囲組織の炎症により起こると考えられていることから肩関節周囲炎ともいわれます。
※
関節の運動制限とは、痛みや筋肉の緊張のために関節が動きにくくなること。
※
滑液包とは、骨と筋肉や腱との間にある、滑液を含む袋状のもの。
骨と筋肉や腱との間の摩擦を軽減する働きをします。
運動器(骨、関節、筋肉、靱帯、腱)のことが詳しくわかります!
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