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不安神経症とは、慢性的な不安感・急激な不安発作などを主症状とする神経症で、その症状を引き起こす身体的異常がまったくみあたらず、不安の原因もはっきりしないという特徴があります。 |
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不安発作とは、めまい、動悸、冷や汗、手足のしびれ、呼吸困難などの症状が突然あらわれ、それにともなって強烈な不安感がおそってくる状態をいいます。
失禁(おもらし)、下痢、失神発作などもあらわれることがあります。 |
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ヒステリーとは、こころのゆがみや葛藤が原因となって、運動麻痺、失声、痙攣などの身体症状や認知症などの精神症状を示すものをいいます。 |
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強迫神経症とは、自分で不合理だと思う考えや行為につきまとわれ、それを抑制することが困難になってしまう症状をいいます。 |
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抑うつ神経症は、軽度の抑うつ状態(慢性のうつ状態)が長く続くというもので、悲哀、不安、焦燥感などの抑うつ症状のほか、動悸、発汗、不眠、食欲不振、便秘などの自律神経系や身体的な症状などもみられます。 |
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心気神経症は、自分の健康状態に対し異常なほどこだわり、ささいな身体症状を重大な病気の兆候ではないかと深刻に思い悩んだり、病気でなくても病気と思い込んだりしてしまう状態をいいます。 |
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神経衰弱とは、集中力が散漫になったり、物覚えが悪くなって、精神的な疲労感が顕著にあらわれた状態をいい、頭痛、ふるえ、呼吸困難、全身の倦怠感、抑うつ感、不眠などの症状があらわれます。 |
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離人神経症とは、自分の存在が感じられなくなったり、自分の身体が自分のものではないように感じたりしてしまう状態をいいます。
情緒不安定で、自己愛が強く、自己防衛力の強い人に多くみられ、落胆したり、絶望を感じたときに発病しやすいといわれています。 |
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恐怖症とは、特定の対象・状況に強い恐怖を感じてしまう状態をいい、対人恐怖、高所恐怖、広場恐怖、閉所恐怖、乗り物恐怖などがあります。 |