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てんかんでは、気を失っている間の記憶は残っていません。
(記憶喪失) |
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高熱が出て全身の痙攣が起こり、あとは何もなかったように(多くは短時間で)治ってしまう熱性痙攣は、てんかんとは異なる病気ですが、てんかんに移行するケースもあります。 |
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症状てんかんが起こる原因となる病気には、脳炎、脳腫瘍、脳循環障害、髄膜炎、副甲状腺機能低下症、代謝障害、一酸化中毒などの慢性中毒、薬物中毒の禁断症状、ヒステリーなどがあります。 |
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脳波などの研究によると、大脳灰白質のある部分に、神経細胞の過剰な発作放電(発作を起こす脳波を出す震源地(焦点))があり、この発作放電が脳の広い部分に広がったときに、いろいろな発作症状があらわれると考えられています。 |
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大発作では、突然気を失い倒れて、数秒〜20秒くらい強直性痙攣(身体中の筋肉が緊張して棒のようになる状態)が起こり、次に、20〜30秒くらい間代性痙攣(身体が大きくガタガタふるえる状態)が続きます。
その後、睡眠期に移り数分〜数十分ののちに目をさまします。
ふるえが起きている間は、呼吸は止まり、ふるえが止まるとともに大きく息を吐いて(このとき泡をふくことがある)、呼吸が回復します。
本人には、発作の間の意識は、まったくありません。 |
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小発作では、数秒くらい気が遠くなる、あるいは身体の一部に痙攣が起こるだけで、倒れることもひきつけを起こすこともありません。
ただ、気が遠くなっている間に、自分で知らないうちに何か動作をし、あとで気がついてもなぜそんな動作をしたか覚えていないといったケースがあります。 |
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てんかん特有の性格とは、几帳面、にぶい、頑固、融通がきかない、執拗(しつこいさま、意地を張り自分の意見を押し通そうとするさま)、自己中心的などが挙げられます。 |