バセドウ病
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バセドウ病
病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。
バセドウ病 (ばせどうびょう)
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バセドウ病
初診に適した科【内科】
【症 状】
甲状腺腫、眼球突出、頻脈、眼球運動障害、複視、周期性四肢麻痺、体重減少、動悸、息切れ、多汗、口渇、不眠、下痢、排便回数の増加、振戦、月経異常、疲労感、脱力感、イライラ感、神経過敏、暑さに敏感になる
【バセドウ病とは】
バセドウ病とは、甲状腺機能が亢進することによって、血液中の甲状腺ホルモン(チロキシン、トリヨードチロニン)が過剰になり、その結果、さまざまな症状が出てくるという病気で、男性に比べ女性に多くみられるものです。
甲状腺ホルモンが過剰になる原因としては、今のところ自己免疫説が有力視されています。
つまり、自己免疫システムにより自分の甲状腺を攻撃する抗体が体内でつくられると、甲状腺が肥大し、ホルモンが過剰につくられるというわけです。
症状としては、バセドウ病の特有な症状として甲状腺腫や、眼球突出、頻脈(脈拍数が異常に多い状態)、眼球運動障害、複視(物が二重に見えること)、周期性四肢麻痺などが起こります。
また、体重減少のほか、動悸、息切れ、多汗、口渇・多飲、不眠、下痢、排便回数の増加、振戦(手の指(ときに瞼・舌・足)のふるえ)、月経異常、疲労感、脱力感、イライラ感、神経過敏、暑さに敏感になるなどの症状があらわれることもあります。
※
眼球運動障害とは、視線を上から下に移動させたとき、上の瞼が眼球の動きについていけず、上の瞼の下に白目が見えたり、また、一点を凝視させたままその点を近づけていくと、両眼球が内側に寄らず、片方が外側を向いてしまう状態。
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