ホジキン病とは、悪性リンパ腫の一種で、頭部、腋窩部(脇の下のへこんだところ)、鼠径部(下腹部の足に接する部分、ももの付け根)のリンパ節の腫脹や脾臓が肥大する悪性の病気です。
症状には、前述のリンパ節の腫れや脾腫のほかに、周期的な発熱、寝汗、かゆみ、疲労、体重減少などがみられることもあります。
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ホジキン病は、イギリスの医師ホジキン(Thomas Hodgkin 1799-1866)の名からつけられています。 |
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悪性リンパ腫は、癌の組織的な違いから、ホジキンリンパ腫(従来、ホジキン病 (Hodgkin’s disease, HD) とよばれてきた病気)と非ホジキンリンパ腫に分けられています。
欧米では、ホジキンリンパ腫が非ホジキンリンパ腫よりきわめて多くみられますが、日本では少ない(全体の約10%)ようです。 |
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放射線・化学療法で治癒が可能です。 |
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